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ガラス彫刻には様々な技法がありますが、当工房では彫刻するモチーフ、
素材に合わせて、の技法を組み合わせて作品を制作しています。

 グラスリッツェン、ダイアモンドポイント彫り
ダイヤモンドの粉末が先端についたペンで、ガラスの表面をごく浅く削り、すべて手彫りで絵を描いていきます。時間はかかりますが、他の技法では出せない、繊細で柔らかな仕上がりになります。英語では、あまり区別していないようですが、日本では「ダイアモンドポイント彫り」というと、「点刻」で彫る手法を指すことが多いようです。

■ サンドブラスト
エアコンプレッサーの圧力を利用して、金剛砂をガラスに吹き付けて彫ります。彫りたくないところは、カッティングシートなどで砂が当たらないようにカバーしておきます。圧力や、砂を当てる時間などを調節することにより、立体的な彫刻や、ぼかしなど多彩な表現が可能です。ガラス彫刻の中では、一番新しい技法です。

当工房では、絵柄を一つ一つ、アートカッターでカットする「ハンドカット」にこだわって制作しています。そのため、同じモチーフでも、それぞれ微妙に味わいが違う、手仕事のぬくもりが感じられる作品が出来上がります。

■ ハンドグラヴィール
ドリル・エングレーヴィングとも呼ばれます。 小型のリューター(電動工具)に、ダイアモンド針や、人工砥石の先端工具を装着して彫ります。彫り方によって、グラスリッツェンのような平面的な作品から、グラヴィールに近い立体的な作品まで作ることができます。

■ グラヴィール
銅や石、ダイヤでできた円盤をつけたグラインダーで立体的に彫ります。 直径数ミリという小さいものから、10cmくらいのものまで、様々な大きさのホイール(円盤)を使い分けて、繊細な模様を彫っていきます。 チェコのボヘミアグラス、ドイツのマイセンが、有名です。

カット
グラヴィールと同じく、石、ダイヤのグラインダーで、立体的に彫ります。一般的に、グラヴィールよりも大きなホイールで彫るため、幾何学模様や直線的な表現が多くなります。日本の切子は、このカットの流れを汲んでいます。

エッチング
上のサンドブラストのことを、エッチングと呼ぶ場合もありますが、一般的にEtchingと呼ばれるのは、強い酸性の薬品でガラスを腐食させる(溶かす)ことによって、白濁させたり、深く彫り込んだりするという技法です。サンドブラストと同様、彫りたくない(白くしたくない)ところは、マスキングしておきます。